ドムドムバーガーに行こう

なんとなくTwitterを読んでいると、とあるツイートが目に入りました。
「昼は久々にドムドムバーガーで食べるか」


ドムドム！？

いやちょっと待って、ドムドムってダイエー系だからもう何年も前に閉店したはずじゃ・・・
と疑問に思って調べてみると店舗数こそ減っているものの今もなお普通に営業を行っていました。
大阪府島本町の阪急水無瀬駅の駅前にある店舗が自宅から一番近い模様。

・・・いやちょっと待って、水無瀬駅って京都府大山崎町じゃないの？
だってすぐ近くに「大山崎の良質な水が」が売り文句のサントリーの山崎工場がすぐ近くにあるし・・・

サントリー山崎蒸留所も住所は大阪府三島群島本町で大山崎関係ねえ！
ちなみに大山崎町にあるのはアサヒビール記念館です。

ドムドムバーガーをきっかけに今まで知らなかった知識が次々に入って来るというどうでもいい話は置いておいて、とりあえず水無瀬にドムドムバーガーを買いに行くことにしました。

枚方大橋を渡りそこから淀川河川敷を走行。普段ならそのまま八幡まで走っていきますが今回は高槻市と島本町の市境のあたりで国道に出て阪急水瀬駅を目指します。

距離も近いのであっさり到着。

京阪沿線と阪急沿線は大阪市内と京都市内を結ぶという共通点はあるのに淀川の北と南で全く交わらないため、他の県以上に交流がなくて知らないことが多々あります。

なので直線距離は近いのに高槻市や島本町のことをほとんど知る由もなく、ドムドムが密かに生き残っていることも知らなかったという。

そもそも水無瀬駅に来ること自体が初めてのような気がする。

ただこれだけだとサイクリングとしてあまりに寂しい＆距離が短いので、せっかくなので近すぎるせいで行かなかった高槻の珍名所

埴輪のレプリカが立ち並ぶことで有名な新池ハニワ工場公園と、やはり埴輪のレプリカが多数飾られている今城塚古墳公園を目指すことにします。

国道171号線を走るのが一番最短ルートなのですが、171号線は車やバイクでもあまり走りたくない交通量と信号の多さなのでそれを回避するためになるべく裏道を使って迂回していきます。
と言ってもそこまで走行距離が長くなるわけではありませんが。

まずは名神高速の北側にある新池ハニワ工場公園へ。

というわけで新池ハニワ工場公園に到着。

普通の住宅地のど真ん中にある上に公園のすぐ真横には高層マンションが建っており面積も明らかに狭い。
こんな普通の公園に本当に埴輪のレプリカがあるのかと疑問に思いつつも公園内へ。

公園内に入ると縄文式住居の復元モデルがお出迎え。
どう見ても住宅地にある普通の公園Aにも関わらずなかなかの気合いの入りっぷりです。


これは埴輪を焼いていた竃のレプリカモデル。

「新池」の名前通りこの公園は池を囲うように作られているのですが、その池の周囲に作られた壁に沿って写真のような埴輪のレプリカが並べられています。

このレプリカのモデルは全てこの遺跡から出土したものだという話。

埴輪はアレンジが絶妙なこともあって可愛いんですよね。
何かグッズのようなものがあれば買おうと思ったものの、ここは資料館のみで販売などは行っていない模様。

新池ハニワ工場公園から南下して今城塚古墳公園へ。

こちらは新池の公園と違ってかなり広い公園で運動設備やレジャー施設なども内部にある模様。
ただ面積が広い分だけ埴輪のウェイトはかなり狭く、公園の片隅に密集して飾られているのみでそれ以外に埴輪の気配はありません。

ただ一カ所に全ての埴輪レプリカを集めているだけあって数はこちらの方が多く見えます。
(おそらく埴輪レプリカの総数自体は同じはず)

というわけで埴輪巡りのサイクリングはこれにて終了。
同じ埴輪のレプリカを並べる公園と言ってもこれだけ方向性が違うとは思いませんでした。

突発で走り始めたサイクリングの割にはなかなか楽しめました。