Brooksスマートグリップ取り付け


Brooksスマートグリップ箱

ブロンプトンの純正パーツは基本的によく出来ていて特に交換する必要はないのですが、 その中の唯一の例外であるグリップを交換します。

純正グリップは中途半端に柔らかいスポンジ製(ウレタン)。
軽いし滑らないし衝撃もそれなりに吸収するしと確かに性能としてはそんなに悪くはないとは思うのですが、 ゴム製グリップと違い微妙な柔らかさが握っていてどうも頼りないのと 見た目が安っぽいので(実際補修部品として取り寄せると安い)で社外品に交換します。

色々候補はあるのですが、サドルがBrooksの革サドルなので まとまりを考えてグリップもやはりBrooks製のグリップを選択しました。


Brooksスマートグリップ中身

Brooksのスマートグリップは130mmと100mmの二種類があります。
ブロンプトンの2016年以前のMハンドルは100mmが適合商品なのですが、 通販で100mmの即納在庫が見当たらなかったので 即納在庫があった130mmを適当に加工して使うことにします。

製品を確認するとアルミパイプに適当にロゴの入ったバーテープを巻き付けただけ という割と手抜きでコスパも悪い自転車用グリップですが、 税込み定価約1万の値段のうちブランド料いくらだよと 疑問が浮かぶも気にしてはいけない。


グリップのサイズ比較

グリップを実物合わせで採寸。

やはり130mmはグリップが長すぎて無加工での取り付けは出来そうにありません。
でも、130mmグリップを使えない理由はブレーキレバーを固定しているホースバンドと干渉するから という理由だけなので、ブレーキレバーを交換すればなんか収まる気がしないでもない。
まあやりませんけど。

仕方ないのでグリップの方を加工していきます。


バンドを取り外したところ

まずはグリップの車体側のバンドを取り外します。

このバンドはそれなりの幅があるので、 もしかしたらこれを取り外しただけでも取り付け出来るのでは?


改めてサイズ比較

と思いましたが、実物合わせをするとバンドを取り外してもまだなおグリップが長く、 どうにもならなさそうなので、やはり加工は必要なようです。


グリップの中身

内部の構造はこういう感じ。

パイプの末端部分には切り込みが入っており、 バンドを締め付けることでこの切り込み部分が収縮されて ハンドルバーを押さえる形で固定されるという構造のようです。

つまりサイズ調節のために末端部分を切断すると、 この切り込みが入った部分がなくなってしまい バンドで締め付けてもグリップが固定されなくなってしまいます。

さてこういう場合はどうしたら。末端をカットした後に切り込みを入れる必要が?
・・・・

知らん!
端っこから切って、パイプ部分をウォーターポンププライヤーで無理矢理潰して締め付けて 上からバンドかぶせれば固定されるだろう(適当)


仮止め

適当に金斬り鋸でグリップ末端を切断して切り詰め。
ウォーターポンププライヤーでパイプ部分を押し潰してハンドルバーに固定。
凹んだところを隠すようにバンドではめ込めば何とかなりそうです。

あとは見た目が綺麗になるように仕上げるだけ。

こんなものは付けばいいんだよ付けば(適当)


ハンドル回り

そんなこんなで無事に取り付け完了。

地味だったブラックカラーのブロンプトンですが、明るいハニーカラーのレザーグリップが付いたことで少し華やかになりました。

ついでに、やはり真っ黒でプラスチック製の安っぽい純正を 扇工業のアルミベルに交換しました。これで少しオサレ感が出たかと思います。


グリップ取り付け後

ハンドルとサドルが華やかになりましたが、 フレーム部分が真っ黒で若干地味に見えるので何か装飾したいところです。
ただフレーム部分に付けられるパーツについては個人的には必要ないと思っているのでどうするべきか・・・


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