チェーンテンショナーのプーリー交換


RIDEAのセラミックベアリングプーリー

ブロンプトンの駆動系を若干強化するために、チェーンテンショナーのプーリーを交換しようと考えました。

ブロンプトンの純正チェーンテンショナーに取り付けられているプーリーは樹脂製のローラーに金属ブッシュが刺さっているだけのシンプルな構造です。
ミニ四駆のキット付属ローラーかよ。
ミニ四駆のローラー参考 ミニ四駆のローラー

2速や6速の外装変速機は変速する際にディレイラーとプーリーが左右に移動するために 汎用部品を使うとチェーンが脱落する可能性があるらしいですが、 私のブロンプトンは内装3速であり左右に動くことはないので 汎用品のベアリング使用のプーリーに交換することが可能です。

汎用品でかつブロンプトンで使える10Tのプーリーを求めて用品店に行くと、 ちょうど台湾の自転車パーツメーカー製RIDEAのセラミックベアリング内蔵プーリーが半額セールで販売されていました。
プーリーの色は何種類かの中から選べたので 車体カラーの黒に近くて目立ちにくいチタンカラーのものを購入。

材質がアルミなのですぐに摩耗してそれほど長持ちはしない気もしますが、 まあ所詮は消耗品と割り切ってその時はその時で考えます。


チェーンテンショナー取り外し

というわけでチェーンテンショナーを外します。

内装変速なのでまず作業の邪魔になる変則アジャスターをレンチで緩めて取り外し、 次にチェーンテンショナーを固定している15mmのボルトを取り外すだけの簡単な作業。

外したボルトは転がってなくならないように 元あった場所に仮に手で浅くねじ込んでおきます。


取り外したチェーンテンショナー

外したチェーンテンショナー。

車体を購入して約半年。
テンショナーの表側は洗車をしているので綺麗ですが、 どうしても手が回りにくくて洗いにくい裏側は 通称ルブウンコ、砂や泥や金属粉がチェーンオイルで固まった汚れがたっぷりです。

チェーンクリーナーで清掃したいところですが、樹脂製の純正チェーンテンショナーに チェーンクリーナーはあまりよろしくなさそうなので 油汚れに強いレンジ用の中性洗剤で洗い流しておきます。


取り外したプーリー

プーリーはチェーンテンショナーからドライバーでネジを緩めるだけで取れます。

チェーンテンショナーから外した純正プーリーは汚れてはいるものの、 山はすり減っておらずまだまだ使えそうですので、 捨てずにチェーンテンショナーと同じく中性洗剤で洗って汚れを落とした後に 予備パーツとして保存しておきます。


プーリー交換

プーリーをRIDEAのものに付け替えて一度車体に仮止め。

チェーンラインがズレていないことを確認してから改めて本体に取り付けて チェーンをかけてチェーンテンショナーをボルトで固定します。

チェーンをかける時にうっかりあちこちに触ってしまい、 チェーンテンショナーもプーリーも油で汚れてしまったので また後で洗っておきます。

プーリーを交換して少し乗ってみましたが、 下り坂でペダルを漕がずに滑走している時には ベアリングのシャーっという音が鳴って気持ち良いですが、 軽くなったかと聞かれるともしかしたら軽くなってるかもしれない? 程度の気のせいレベル。

元々それほど抵抗が高いわけではないので、プーリーを変えた程度では そこまで動きが変わるわけでもなく、まあこんなものかと。


inserted by FC2 system