定期的にSIGMAの公式サイトで行われているアウトレット販売に
SonyAマウント用のレンズ「18-250mm f3.5-6.3 DC MACROHSM」
が送料込み11000円という破格値で出ていたので購入してみました。
レンズはポチった3日後に届きました。
SIGMA 18-250mmは2011年発売のAPS-C用のレンズです。
SonyAマウント機自体が終了してしまい、更にそのAマウントのAPS-Cレンズ自体の需要がないと判断されて捨て値の放出となったのでしょう。
ただEマウント機でAマウント機を動かすLA-EA5があるのでAマウント用レンズもある程度有効活用することが出来ます。
旅行に行った時のそんなに肩肘を貼らずにテキトーに記録写真を残すための小さい便利ズームがあると便利だなとは思っていて
純正のEマウントレンズ24-240mmの値段やサイズや性能を調べていたタイミングだったので丁度良い買い物が出来ました。
本当はSigima SD Quattroでも使えるSigmaSAマウント用だと更に良かったけどそれはまあそれはそれで。
何も考えずにオート設定で適当に風景を撮影。
特に逆光に弱いとかAFがおかしいということもなく、中央部分はしっかり解像しており色が滲むということもありません。
周辺部分になるとさすがにやる気のない画質になってきますが、
それでもタムロンの28-300あたりの20年物フィルム用レンズとは比べ物にならないくらい良く撮れるので大きな問題はありません。
望遠域のテスト
河川敷の木でウグイスが鳴いていたので気付かれないようにこっそり近付いて撮影してみました。
非純正レンズをアダプタ経由で動作させるためにさすがに飛んでいる鳥を追いかけて撮るのは難しいですが、木に停まっている鳥ならそれほど補正はしなくても撮れました。
旅行のオマケに持っていくレンズでこれだけ撮れれば十分です。
APS-C用なのでフルサイズ機で使うと常時クロップされた状態になりますが、
高画素機で使用するならば少々クロップされても十分なサイズで記録できるので、
フルサイズ機用の大きなレンズを持ち運ぶことを考えると、
荷物が減らせるという大きなメリットが勝ります。
性能も十二分なのでこのレンズは色々な時に活用していきたいと思います。
これで11000円とは久々に良い買い物をしました。