鳥取県横断ツーリング


今回のツーリング地図

蒜山高原SA
高速走行するとガソリン減り過ぎ笑えない
蒜山高原SA
蒜山高原SA

お盆休みは8月14日に1日だけ取れたので以前から計画していた鳥取県のツーリングに行ってきました。

本当はゆっくりと鳥取観光をして周りたかったのですが、翌日は仕事に行かなくてはならないのとPM9:00頃には帰宅して休憩を取ることを前提にプランを組んだので必然的にスケジュールは強行軍、休憩など許されない苦行ツーリングの始まりです

BAJAはオフロード走行用にスプロケを変更してギア比を低速に振っているので高速走行には全く向いておらず、80km巡航でも燃費はリッター20kmを余裕で割り込みます。
岡山県に入ってからは周りの車がやたら速く走るのでそれに合わせて巡航しているとなんとリッター16km。なんだこの燃費。

そのためガソスタのあるSAに立ち寄るたびに給油。どんどん削られていく旅の軍資金と時間。
そしてエンジンからの激しい振動と廃熱による暑さと猛暑により奪われる体力。
周りはみんなリッターツアラーを買うわけだ・・・


鳥取県にローソンがあるだと!?

高速走行と格闘すること約4時間、ようやく米子市に到着

鳥取県は紀伊半島山中のような商店も民家もガードレールも全くなし、延々と山と田畑が広がる凄まじいド田舎だというイメージがありましたが、国道沿いは普通に商店や民家が立ち並ぶ地方都市でした。
ガソリン代で予想以上に消費した旅の資金を、まさか存在するとは思わなかったローソンのATMで補充

写真はローソンで販売されていた関西では見たことすらなくて珍しさのあまり思わず購入した大山鶏のおこわおにぎり


海岸


水木しげると鬼太郎、ねずみ男像
「境港市駅」駅前にある水木しげると鬼太郎の像
二輪駐輪場
市営の二輪駐輪場(無料)は貸し切り状態

まずは米子市を北上して最初の目的地、境港市の水木しげるロードへ向かいます

水木しげるの出身地だけあって街全体に妖怪のブロンズ像が立ち並び、それが観光名所になっています
うぶめ
一番可愛いと思った姑獲鳥。フクロウっぽい

目玉のおやじのオブジェ
誰だか知らないこども

交番の鬼太郎
交番前にも鬼太郎が

獏
夢を食べるという獏
すねこすり
猫っぽいすねこすり。やはり人気なのか撫でられて表面が削れてテカってる。

商店街を一回りして点在しているブロンズ像を撮っていきます。やはり動物系の妖怪はかわいい。

撮影後は資料館などに立ち寄ってもう少しゆっくり散策したい気持ちもありますが、後の予定が詰まっているのですぐに出発することにします。

あまり時間をかけると鳥取ツーリングどころかタイムアップでただの境港ツーリングで終了。そのまま高速に乗って帰る羽目になるのでそれだけは避けたいとこと。


大山恵みの里

境港市から国道9号線をしばらく東へ走ると道の駅「大山恵みの里」が見えてきました。
せっかくなのでここで中国地方の道の駅のスタンプ帳を購入して鳥取県のスタンプラリーをやろうと思いましたが、残念ながらスタンプ帳は未入荷とのこと。

残念ながらスタンプラリーは諦めました。

土産に20世紀梨を買おうと思いましたが、まだ若干時期が早くハウスものが少しだけ高額で売られているだけだったのでそれも断念。


ポート赤碕
赤碕駅

国道9号線を更に東へ進み、琴浦町にある道の駅「ポート赤碕」で休憩。

この近くで鳥取県に入ってから初の給油を行いましたが、燃費はいつも通りの数値に戻っていました。
やはり高速走行には無理があるのか。街乗りの方が燃費が良いって・・・

せっかく琴浦町まで来たので道の駅の近くにあるJR山陽本線、赤碕駅に立ち寄り、写真を一枚。

ここは2013年春アニメの「琴浦さん」の琴浦さんの故郷の最寄り駅という設定で登場した場所である意味聖地と呼べるかも。
まあ本編には一瞬しか登場しないんですが。

あくまで中継地点でしかなく特に見るところもないので駅を撮った後は更に東へ


コナン大橋
コナン大橋
道の駅大栄

大栄町に到着。
ここは名探偵コナンの作者の出身地ということで町中にコナンのブロンズ像が飾られています。
工藤真一ブロンズ像
せやかて工藤

よく見て回るとコナンに混じって同作者のYAIBAのレリーフも紛れ込んでいたり。

やはりというか大栄町にある道の駅大栄の方もコナン推しです。少し休憩しているとアニメのコナンの初代主題歌がどこからか聞こえてきたので辺りを見回してみると近くの公園?ではコナンのイベントが開催されていました。

あくまで子供向けイベントなのと、予定が押しているのでさすがに参加はしませんが。


道の駅神話の里白うさぎ

更に東に進み鳥取市内に入りました。
鳥取砂丘の手前、白兎海岸沿いにある「道の駅白うさぎ」。ここが第二の旅の目的地です。

昔に親戚の家が近くにあったので、よくこの白兎海岸やより親戚の家に近い岩戸海岸に海水浴に来ていました。
小学生の頃の話なので記憶は曖昧ですが、当時から比べると海水浴客も増えたし、整備された・・・そもそもここも道の駅じゃなく小さい海の家が有っただけだったような・・・


狛犬ならぬ狛兎

道の駅の奥に因幡の白ウサギを祀る白兎神社があります。

鳥居から社殿まで参道の両脇にはウサギの像がズラリと並んでいます。
そのウサギの上に乗っているのは社務所で販売されている縁結びの結び石。
本来は石を投げて鳥居の上に乗れば縁結びの願いがかなうらしいですが、いつの間にかそれがウサギの像の上に乗せるという風に変化した・・・らしい。
何かが間違っているような気がしないでもない


うさぎ焼き

更に間違っている何か。

仏陀か、仏陀の説話か? 何も持っていないから代わりに火の中に飛び込むので食べてくださいというウサギの話か?

いやわかるけどわからないというか、それは思ってもウサギを祀る神社の前でそれはやっちゃダメだろうというか・・・


社

うさぎの神社にお参りして鳥取ツーリングは概ね終了。あとは帰り道にちょっと寄り道するだけです。
白兎神社のお守り

最近はお参りしている神社はカラスとかカラスとかカラスとかウサギとか動物を祀っている神社ばかりのような気がする。


鳥取に来たなら一応は寄らないとというわけで鳥取砂丘にやってきました。

母方の故郷がこの近くにあったので、子供の頃から砂丘には何度も来ており今更感があるのと、この暑い中(道路にある温度計によると35度)砂丘を延々と歩く気はしないという理由で、砂丘センターから少し離れた無料駐車場(駐輪場)にバイクを停めて砂丘に5分ほど踏み入った場所で写真を撮ってすぐに撤収。

ほとんど歩いていないにも関わらず、空からの直射日光と砂丘の砂からの照り返しですぐに汗でボトボトです。

しかし昔はこんな海岸近くに草が生えているということはなかったのにそれだけ鳥取砂丘の緑化が進んでいるのか・・・

砂丘
有名な馬の背から少し離れると普通に海水浴客が
砂丘


鳥取砂丘から更に東に進むと岩戸海岸と浦富海岸が見えてきます。
岩戸海岸
小学生時代によく遊びに来てヒトデやウニを捕まえた岩戸海岸

昔はこの近所に親戚の家がありましたが、今はもう何もありません。

事前にGoogleストリートビューで下調べをした結果、町並みはかなり変わっていて昔を懐かしむような場所はほとんど残っていないことはわかっているので、時間も余裕がありませんし軽く流して帰るつもりでした。

ただ、最近はこの近くがアニメ「ホモ水泳部(仮)Free」の舞台として有名になっているので、せっかくなので何枚か写真を撮っていきます。
田後漁港
岩戸の裏が田後(たじり)漁港。
昔は親戚宅近くの岩戸海岸から岸壁沿いに歩いてここまで来た記憶が

神社への階段
ホモ水泳部(仮)Freeの登場人物遥先輩の自宅周辺のモデル


妙見宮の展望台
妙見宮の展望台から

こういう港町の雰囲気は海のないところに住んでいるとたまらないものがあります。

しかし子供の頃に遊んだ懐かしの場所がよりにもよってホモ水泳部(仮)Freeの聖地ってどうなんだ・・・

そういえばこの辺りに祭りを見に来たよな・・・

妙見宮の展望台から
妙見宮の展望台 反対側から

行き方が分からない入江

展望台から見えた入り江
降りられるようだったけど入り口がわからなかった


鳥取ツーリングもこれにて終了。
あとは9号線をひたすら走り帰宅。

・・・のつもりでしたが、猛暑でかなり体力と時間を使い果たしてしまい、下道で帰る気力もなかったので、兵庫県中央辺りまで来たところで高速道路に乗ってお盆の渋滞に巻き込まれながら帰宅しました。

日帰りツーリングの割になかなか充実した内容だったのではないかと。

鳥取県まで高速を使えば意外と早く来ることが出来るとわかったので、岩戸、浦富海岸周辺はまた近いうちに散策に訪れる予定です。


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