琵琶湖 沖島散策


ピエリの駐車場

※今回は離島散策がメインのためバイクの写真はこの一枚のみです


沖島フェリー

日本で唯一の淡水湖にある有人の離島、沖島に観光に行ってきました。

琵琶湖湖岸道路をひたすら北上、近江八幡にある小さな漁港「堀切港」に到着。

運よく港に2時間に一本しかない巡航船の出発時間丁度に到着したので写真も撮らず脇目も振らず急いで飛び乗りました。
※この写真は帰りに撮影したもの

約15分の船旅であっという間に沖島に到着。


フェリー内

フェリーから島


自転車が多い
三輪自転車

島に上陸して最初に思ったことは

「磯の香りがしない!?」

魚と漁船で使われる重油の匂いばかりで島特有の礒の香りが全くしないことに困惑しましたが、よく考えると淡水の琵琶湖の中の島なので当然と言えば当然の話。

島は細い道ばかりなので島民は主な移動手段として自転車を使用しているようです。
中でも運搬能力が高い三輪自転車が多い模様。

ただこの自転車はあくまで島民のもの。
観光客用にレンタサイクルが用意されているということはないので当然の如く散策は徒歩です。


唯一あったカラフルな網
島の見どころであるはずのカラフルな魚網は季節と時間の関係上見ることは出来なかった。
かかし
味のあるかかし

島の役場が観光案内所を兼ねているとのことで行ってみましたが、あくまで役所なので土日祝は休みで結局何もわからずじまい。
前日にネットで少し調べた情報を頼りにのんびりと散策していくことにします。

前から自転車が来ただけですれ違えない細い道をしばらく歩いていて磯の香りだけではない違和感の原因がようやく判明。

海にある島と違って津波に対する防波堤が存在しないので浜ギリギリまで畑や家、農具小屋が建っています。

その畑も灌漑施設が全くないことにまた違和感。
島の周りは全部淡水の琵琶湖で水は取り放題なのでわざわざため池などを作る必要はないんですね。

カヌー


学校跡への階段

事前に調べていた情報を頼りに民家の間の細道から高台への階段の昇り、旧小学校跡へ。

15年ほど前まではこの高台に木造の小学校が建っていたらしいです。
小学校はもっと浜に近い場所に移転され、その時に木造の校舎は取り壊されてしまったとのこと。

ただこの小学校跡の高台からは島の漁港を見渡すことが出来るということなので、良い景色があるのならと立ち寄ってみました。
学校跡
が、フェンス以外に何も痕跡なし。もうほとんど自然に還っていました。


学校跡から

学校跡から漁港方面を振り返ってみた。

木が茂りすぎて景観はほとんどありません。
葉や雑草が枯れ落ちた後の冬場ならもう少し良い景色が観られるのかもしれない。

・・・あまり変わりないような気もする。


案内板

小学校跡からの景観がダメだったので更に高い場所、見景山(ケンケンやま)にある展望台を目指します。バイクブーツで山登りといういつもの流れ

ケンケン山近道。急な登り

緩やかなコースも有ったらしいが「近道」という表記に釣られて「急な登り」を進む


棚田のあとらしい ほう

この石垣は間違いなく棚田の跡
この石積みが棚田の跡のはず。DASH島でTOKIOが似たようなのを調べてたから知ってる←ダメすぎる知識


山道を進む

たまに現れる立札を頼りにこの数カ月誰も足を踏み入れていないであろう山道をひたすら進み、ようやく頂上らしき場所に到着

やった、ここが頂上の見晴らし場だ

・・・木が茂っていて何も見えない

草木が茂っていて何も見えない

頭上にカメラをかざしてファインダーも見ずに撮ったらようやくなんとか琵琶湖が見えた。
天気があまり良くないので景観もイマイチ。


ブランコ

見景山には景観が全くなかったので、見景山のすぐ隣にある山、蓬莱山のホオジロ広場に向かいます。

今度こそ景観があるはずだ

そう考えていた時期もありました。

ホオジロ広場

ブランコしかなかった
しかも明らかに体重の軽い小学生以外乗るなという雰囲気が


フェリーの時間

おばちゃん

痩せた猫

山には景観がなかったので下山して港に戻ってくるとちょうど巡航船が発着する時刻になっていました。

島の散策は一通り完了したのと、この島には食事処が存在しないので、若干名残惜しいですがただ二時間待つのも何なので船に乗って戻ることにします。

漁港の雰囲気は良いんだけどな・・・


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