3月だというのに北も南も東も西も雪が降り続けてなかなか遠出が出来ないのでなんとか近場で楽しめそうな場所を調べていると、奈良県の高取町という場所に高取城という山城の城址が残っていることを知りました。
買ったばかりのブーツの馴らしを兼ねてツーリングに行ってみました。
国道169号線から県道に入り、しばらく進むと城の裏口である七ツ井戸が見えてきます。
駐車場の一番奥にバイクを停車してしばし山登りです。
距離はたいしたことがないものの、坂が予想以上に険しいのと下ろしたてのブーツが固くて歩きづらくなかなか進めません。
頑張って登ったはずなのに振り返るとすぐそこにバイクが見える。
足首が動かない上にくるぶしと脛を圧迫し続けるブーツに耐えて坂を登るとようやく頭上に城址の石垣が見えてきました。
テンションと共にペースもアップ。
足首の動かないブーツでの歩き方にもそれなりに慣れてきた(つもり)ので一気に駆け上ります。
ようやく城址に到着。
想像していた以上にしっかりとした石垣が残っています。
朝来の竹田城址ばかりが話題になっていますが、地元にもこんな立派な山城(址)が有ったとは・・・
これは桜や紅葉の時期に来たら奇麗なんだろうなと思いつつ予め町の観光協会のHPからダウンロードしておいた城の見取り図を参考に散策します。
城址を一通り見て回った後に最後は天守閣跡からの風景を一枚。
今の時期は枯れ木だらけでどうしても殺風景になるのは仕方ない。
高取城から下山してもまだ時間はAM10:30だったので、ついでに高取町で行われている雛巡りを見ていくことにします。
この町の名所らしい牛のカカシと空きビール缶で作られた高取城のオブジェクトを見てから雛巡り会場へ。
会場はこのオブジェのすぐ先のようです。
雛巡り会場は予想以上に人が多かったです。
そして一方通行のはずなのに容赦なく逆走してくる車。空気嫁。
駐車場は無料なので空いているところにバイクを停めて会場を歩いて廻ります。
こんな感じの雛人形が町のいたるところに飾られています。
露天などもあり、地元の野菜やちょっとしたファーストフード(煮こんにゃくなど)も販売されていましたが、先日和歌山で購入した白菜などが大量に残っているので今回は購入せず。
一通り見た後はこの雛巡りの目玉である巨大雛を見に行きます。
巨大雛は雛巡りの通りから若干離れた場所にありました。
干支がモチーフになっているらしくて、今年の干支の午に合わせて雛人形もやはり馬です。
ついでに寄っただけですが、予想以上に楽しめました。
来年はもう少し下調べをしてから来たいと思います。