プラグケーブル交換


NGKレーシングケーブル
パワーケーブルは黒赤青黄の4色の中から選択出来ますが現行レーシングケーブルは赤のみ。

最近どうもアイドリングが安定せず、エンジンの回転も高回転域が妙にもたつくことが多くなってきました。

プラグを変えてもキャブレターやエアフィルターを掃除しても状況が改善されることもなかったのでパっと見ただけでも経年劣化が激しくて防水カバー部分にヒビ割れが目立つプラグコードを交換してみることにしました。

今回使用するのはNGKのレーシングケーブルです。
プラグキャップの形状はXR250/BAJAに適合するストレートネジタイプを選択。

社外プラグコードというとNGKのパワーケーブルが有名ですが、純正のプラグケーブルの太さは7φなのに対してパワーケーブルの太さは8φ。径が違うとイグニッションコイルかケーブル自体の加工が必須でそこらの作業が面倒なのでポン付け出来るこちらを使用することにしました。


取り外した純正イグニッションコイル

純正のイグニッションコイルからプラグケーブルを引き抜きます。

15年選手だけあって見た目はそれなりに劣化しているものの、テスターで電気抵抗を測ると規定値だったので多分大丈夫

コイルに張り付いていた防水用ゴムカバーは引っ張るだけで簡単に取れましたがケーブルはしっかりと接着されていて引っ張っても抜けませんでした。

なので一度根元で切断した後にマイナスドライバーとアイスピックでコイル内に残っていたケーブルの残りや接着剤などを綺麗に取り除きました。

結構面倒な作業ですが、ここで手を抜くと後に不具合が発生した時の原因究明が大変だと思うのでここは丁寧に。


取り付けたところ

適度に清掃はしているはずなのにこうやって見るとエンジン周辺汚いな

純正ケーブルと同じ長さに切り揃えたレーシングケーブルをコイルに差し込み、防水用ゴムカバーを被せて耐熱耐水の樹脂接着用の接着剤を抜け防止&防水を兼ねてたっぷり塗り込んで完成。

接着剤は完全に乾燥したら透明になる・・・はず。

黒いビニールテープは社外スピードメーターでエンジン回転数を拾うためにプラグケーブルに巻きつけたリード線(ノイズを拾うだけなので電気的な接続なし)の外れ防止用なので巻き方は適当です。

半日放置して接着剤が乾燥した後に少し走ってみましたが、アイドリングや高回転時のエンジンに特に異常はないので多分直ったんじゃないかと。


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