ルートは全て下道
片道の距離は約230km、往復で約460km
(ツーリング終了後にオドメーターから計算)
梅雨で雨続きのためになかなか外出できない日々が続いていましたが、7/2が久々の快晴になったので久々にロングツーリングに行くことにしました。
目的地は2012年8月の近畿道の駅スタンプラリー20 伊勢志摩以来4年ぶりの三重県志摩市の大王崎灯台を選択。
以前は雨のためにろくに観光も出来ず写真も撮れず景色も見られずひたすら走るだけでしたが、今回は快晴なのでリベンジを果たせそうです。
自宅から志摩市へはいくつもルートがありますが、久々のロングツーリングを楽しむために走りやすい快走路ではなくあえて笠置から月ヶ瀬経由で名張市に入り、そこから紀伊半島の山中を抜けるルートを選択しました。
地図もナビも持たず道路標識だけを頼りに走っていきます。
近道のつもりで脇道に入ったら変なところに迷い込んだ。どこだよここ
本当にどこだよ。
この後は国道に出るまでしばらくダート走行
神去村の立て札
廃BUS
途中でどうでもいいトラブルに巻き込まれましたが、なんとか名張を越えて美杉村に到着。
美杉村は2014年に公開された映画「WOOD JOB! 神去なあなあ日常」の舞台であり、ここで映画の撮影が行われたので映画で使用された看板などがそのまま残っています。
劇中に登場する地名は全て架空の名前に置き換えられており美杉村は神去村(かむさりむら)と呼ばれています。この看板もその設定準拠で作られたものかと思われます。
「神去村」というネーミングは一見すると美杉村と何の関係もなさそうに見えますが、隣接する奈良県御杖村に神末村という地名があるのでそこから取ったのではないかと思われます。
字が消えて何の機能も果たしていない案内板。
多分セットではない。
美杉村から国道368号を更に進み、大紀町、度会町を経由。
快走路の三重県道169号線(サニーロード)を南下して一気に南伊勢町へ。
あまりに快走路すぎて逆に嫌な予感がするなと思ってゆっくり走っていたらやはり白バイとパトカーによるサイン会が開催されていました。
危ない危ない。
そんなこんなで自宅で出てから約4時間。
ようやくゴールが見えてきました。
南伊勢町は綺麗でここも観光するには良い場所ですが、あくまで今回の目的地は大王崎灯台なので軽く流します。
↑2012年
↑2016年↓
灯台部分を拡大
南伊勢町から海沿いを東にしばらく走って大王町に到着。
今回は以前のように雨でカメラが濡れるから写真を撮れないということもありません。
4年越しでようやくリベンジを果たせました。
既に小さく大王崎灯台が見えています。
この近くにあった駐輪場にバイクを停めて歩いて観光をして回ります。
まずは大王崎灯台の手前にある八幡さん公園に立ち寄ります。
ここは九鬼水軍の拠点の一つの波切(なぎり)城の城址に作られた公園のようです。
名前の「八幡さん」というのはこの大王崎で絵を描いた画家の名前とのこと。
ブロンズ像のモデルがその「八幡さん」
大王崎が絵画の街と呼ばれるようになったのはこの人のおかげらしい。
そしていよいよ待望の大王崎灯台。
効率の悪いルートを通ったのもありますが、ここに来るまでが長かっただけに感動もひとしお。
漁港が近くにあるだけあって街中は猫だらけ。
ニュースで話題になってた伊勢志摩公式の萌えキャラがどうのってこれか。
灯台の展望台から。
久々に時間に追われないツーリングらしいツーリングをした気がする。
次のツーリングもこんな感じで時間を気にせずまったりと好き放題走りまわりたいところです。