ホンダ熊本製作所8月中旬再開


2016年8月23日の公式ページニュースリリースキャプチャ

せめて何か情報だけでもと思ったが遅延の通知すらない

ついに以前からホンダ熊本製作所が再開すると予告されていた8月中旬になりようやく震災のダメージから立ち直り工場が再開

・・・しない?

・・・あれ?

当然うちのバイクの納期も
出るわけなかった

いや本当に何やってんのホンダ。
年内納車が怪しくなってきた・・・

ぼやいたところで納車が早くなるわけでもないので仕方ないので400Xを選んだ理由でも書いていこうと思います。


WR250R 2016年ホワイト
WR250Rはタンク容量が少ないので航続距離が短いという問題もあるのですが

最初は10年乗ったXR BAJAがあちこち痛んできたので、徹底的に修理して乗り続けるか、以前から考えていたバイク増車ではなく乗り換えるかというところからスタートしました。

今のバイクの使い方は主に林道と酷道の散策&ロングツーリングなので、適しているのはやはり250ccオフロード車がベストだろう、
現行車のCRF250L、KLX250、WR250R、セロー250の中から選ぶなら一番パワーのあるWR250Rがしかないだろうということになりました。

ですが2015/2016年のどうしたヤマハ気が狂ったのかデザインを見て考えを改めることに。

・・・本当にヤマハの中の人に何が有ったんだこれ
・・・本当に何なんだこのビッグロゴ


CRF250Lラリー。2016年8月時点で未だ発売未定
これの発売日が2016年春までに決まっていればなんだかんだでこっちを待ったかもしれない。

そこで次の候補として選んだのは2017年に出ると言われているCRF250Lラリー。

ノーマルのCRF250Lは何故か7Lタンクしか積んでいないので航続距離が短く(150~180kmくらいで燃料ランプが点滅してそこから40~60kmで尽きる)、それでいて車体が重すぎるためツーリングにも向いていないというコンセプト不明の謎バイクと化していましたが、タンク容量を増やすなどでツーリング性能を高めてきたという点で期待が持てます。

しかし問題は販売開始時期が分からないこと。

そしてCRF250Lにカウルや大容量タンクを取り付けるなどして重量を上乗せすると150~160kg程になってしまうということ。

250cc単気筒で高速道路で辛い思いをして160kgの車体に乗るなら軽量の中大型を買った方がいいんじゃと思うようになってきました。


G650GSセルタオ。実物は見たことない
後継機はツインで他のBMWアドベンチャーと同じくサイズも重量も大きいVツインの重量級バイクなのでちょっと

というわけで軽量デュアルパーパスを探してみました。

まずはBMWのG650GSセルタオ。
650cc単気筒で200kg以下、燃費も250ccオフ車並みで航続距離も長い。これはいいじゃないかと思って探してみました。

が、新車は足掛け二年、実質一年で販売終了。販売台数が少ないせいか市場に中古が皆無。
Goobikeに広告を出している店に問い合わせをしてみましたが既に売り切れ在庫なしで広告だけが残っている状態。

しばらく探してみましたが中古が出てくる気配はなく、流石にこれでは諦めるざるをえない。


KLE500は欲しかったけどまともな玉がない
やはりバ□ンはバ□ンだった

次に目を付けたのはカワサキの欧州限定車のKLE500。
二気筒エンジンでやはり重量は200kg以下。

頑丈なエンジンに定評もあり燃費も悪くなくタンク容量も大きくて航続距離も長い。
これは良いぞと探すもやはり欧州限定だけあって日本にほとんど入ってきておらず在庫は皆無。

実は1台だけ中古を見つけて現車確認をしたんですが、側面にド派手に事故った傷が残っていてどうもまともな状態ではない。
店員に聞いてみると
「大丈夫このくらい気にならないですよ。どうしても気になるなら修理すればいいんです」

確かに修理すればいいんだろうけど、さすがにそういうことを言う店員のいる店で修理やメンテをしたくはない。


MT-07。スペックは悪くないんだけどマイナートラブルが多いのが面倒
タンク容量が若干小さめで燃費はそこそこなので航続距離は250km前後。多いと見るか少ないと見るか

デュアルパーパスでなくても軽量ならある程度融通が利くのではと思い、現行中大型では最軽量のMT-07も見に行ってみました。

確かに車重は180kg台だけあって軽いのは軽いんですが、スペック上の最低地上高の下に付いている触媒(通称弁当箱)やいくらなんでも低すぎる位置にあるオイルパンなどが気になります。

検索してみると実際にMTシリーズは林道と酷道の散策どころか縁石や道路の段差でオイルパンを擦って破損の報告が結構あり、想定している用途だと不都合しかなさそうだったので流石に断念。


CRF1000L。悪くはないんだけどさすがにちとデカい
遠目に見た感じだと細身に見えるので分かりにくいけど実際の車体のサイズと重量はVストローム1000とほぼ同じだった。そりゃ大きいわ。

もう少し重くなるけど220kgのVストローム650かF650あたりにするかと妥協しようかと思っていたところ、ホンダがこれを出してきました。
CRF1000Lアフリカツイン。

重量は230kg。うーん。
ただオフロード性能を他社競合車種に比べてかなり強化してきたらしく、それでいてオンロードでの安定性も高めたということでかなり期待できそうです。

2月の発売日を待って早速ホンダに試乗に行きました。
確かに足付きはBMWやKTMアドベンチャーに比べると良い。小回りも利く。エンジンも排気量の割には過激すぎず、かなり扱いやすい。

が、さすがにデカすぎ&重すぎ。
他社アドベンチャーバイクに比べれば細身で小回りは利くもののやはり1000ccで230kg。
あくまで用途は林道と酷道の散策&ロングツーリングなのに方向性がブレすぎです。


RRPカスタムのCB500X。この写真を見て契約しようと思った RRPカスタムのCB500X。買う決め手になったのはこの写真

やはりVストローム650か、それともWR250Rにするかと考えている時に偶然に見つけた一枚の画像で考えが変わりました。

社外のスポークホイールを付けたCB500X。
さすがにこのスポークホイールは日本では使えませんが(ホイールは個人輸入で手に入るが適合タイヤとチューブが日本では販売されていない&車検なんて存在しない国の製品なので日本の公道で使うと整備不良扱いになる)、バイクの使用用途と完全に一致。

調べてみるとCB500Xのスペックは馬力やタンク容量や装備重量などが上でも書いたKLE500とほぼ同じです。

本格的なオフロード走行は無理だと思いますが、これだけ動いてくれるなら問題ありません。多分。

というわけで、CB500X国内仕様の400Xを買うことになりました。

さてうちのバイクは結局いつ納車されるのか


8/24追記

2016年8月24日公式プレスリリース
とか言ってたら翌日に急に復旧の連絡が来た。

そして気になるニュースも

2016年8月24日Yahooニュースキャプチャ

400ccのバイクはマルチラインで作成されるようなので9月初旬まで待たないと生産は再開しない模様。
ただようやくゴールが見えてきた。


9/13追記

2016年9月13日Yahooニュースキャプチャ

ようやく復旧。
問題はここからどれだけかかるのか


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