400Xにスキッドプレートを取り付ける


MotorradPlanet公式HP 他にもなかなか興味のある物が売られているけど日本への発送は行っていないのが残念

いよいよ400Xにスキッドプレート(アンダーガード?)を取り付けます。

と言っても以前に購入したSW-MOTECHのエンジンガードではありません。あれは結局どうにもならなかったので別の会社の商品を調達しました。

ドイツのバイクカスタムパーツメーカーmotorrad planetのCB500X用Motorschutze
ようはエンジンアンダーガードです。

直接購入は出来なかった(欧州内のみで日本への発送は行っていない)のでebayに出品されていた物を落札。
到着までは国際郵便で3週間ほどかかりました。


400X用PLOTアンダーガード 他車種用のアンダーガードは底面も守るスキッドプレートの役目も兼ねているのに何故400X用だけそんな残念な構造に

一応MotorradPlanetのスキッドプレート注文前に日本で手に入れやすくてかつヘプコのエンジンガードとも共存出来るというPLOTのアンダーガードもチェックしましたが、車体前面と側面という純正ガードで守っている部分をアルミに置き換えるだけで何故か底面を守らない構造だったので候補からは除外しました。

スキッドプレートは車体底面にあるエキパイやエンジンやオイルパンを飛び石や底打ちから守るために付けたかったので、純正ガードと変わらない位置しか守れないのでは意味がないので。


箱の底の方にスキッドプレート本体が
これが本体

段ボール
届いたので開封。

やたら大きな箱に大量に詰められた梱包材を取り除くと底の方に本体がちょこんと入っていました。
一見厳密なようで実はかなり大雑把な梱包。ドイツ人の考えることはよく分からない。

SW-MOTECHの物と同じくアルミのスキッドプレートとそれを取り付けるための金属ステーのセットです。
ただ今回のMotorradPlanetのものはヘプコのエンジンガードと干渉しない(らしい)のがポイント。
海外のCB500Xのフォーラムでも他社製品と干渉しないよく考えられた形状が高く評価されていました。


ざっくりとした説明書

とりあえず開封してみたところで問題が発生。
説明書があまりにざっくりしすぎていて理解できません。

書かれているイラストの遠近感がガバガバすぎる上にボルトを指す矢印と入れる方向の矢印がごちゃごちゃしてどこを指しているのかいまいち伝わってこない


とにかく分かりにくい図解 各種ステーのイラストの位置が近すぎてどれがどれを指しているのか分かりにくい

とにかく分かりにくい どのボルトをどこに取り付ければ良いのかが分かりにくい


意味が分からない 私にもわからん

そして一番致命的なのはスキッドプレートを取り付けるためのステーを車体のどこに固定すれば良いのかが一切記載されていない。

ボルトの長さと穴の形状からして「ああここだろうな」というのは何となく分かるもののそれが正しいのかどうかも分からない。

まあそれでもやるしかない。


アルミなので金ノコでザクザク切れる

とりあえず手を動かしてみないことには分からない、作業しているうちに分かるだろうと思い取り付けを開始・・・したところでまたもや問題が発生。

なんとスキッドプレートが純正センタースタンドと干渉して取り付け出来ません。
確かにヘプコのエンジンガードとは干渉しないとは書いてあったけど純正センタースタンドと干渉しないとは書いてなかったな・・・

ただスタンドと干渉する部分はスキッドプレート後方のほんの一部だけなので金ノコで干渉する部分をカットします。
こんなものはな、付けばいいんだよ!付けば!!
とザクザクカット。アルミなので切りやすい。

これで問題なく取り付け出来ます。


400Xにスキッドプレートを取り付けたところ でも無事に取り付け出来たのでセーフ

取り付けステー後部はヒールガードを取り除いた場所にあるエンジン固定ボルトに共締め。
前部はCBR400Rのアンダーカウル取り付けステーが付いているネジ穴(400Xでは何も取り付けられず開いたまま)に固定。
やはり実物を見ながら作業すると何とか分かるものです。

そしてステーの取り付けが済んだのであとはスキッドプレートをネジ止めするだけ
・・・ってこいつ精度ガバガバじゃねえか!

加工精度が低いのか厳重なんだか適当なんだか分からない梱包のおかげで輸送中に歪んだのか分かりませんが、ステーとプレートでネジ穴の位置が全然合わないのですんなり取り付けが出来ません。
仕方ないので鉄ステーをペンチで挟んで強引に曲げて修正しながらスキッドプレートを取り付けます。


400Xにスキッドプレートを取り付けたところ

問題は色々ありましたがとりあえず完成。

少し近所のあぜ道や酷道やガレ道などを走行してみましたが、ネジの緩みや変な振動などはなく、走行中は飛び石を弾き返すカンカンという金属音が聞こえていたのでそれなりに効果は有りそうです。


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