今年も恒例の「みなべ梅林、車に乗ったままでお花見コース」にやってきました。
さてどうだ!
うん、まあ発表通りの6~8割という感じですね。
決して悪くはないけど惜しい。
毎年来ているので満開ならこんな感じなんだろうなというのが容易に想像できるだけに余計に惜しい
近寄ってアップで撮影すると良い感じだけど距離を取るとつぼみだらけなのでスカスカ感があり寂しさを感じるという微妙なライン。
週末か来週まで待てばもう少し開花していたかもしれませんが、週末も来週も曇りのち雨予報ばかりなので・・・
袋にいっぱいのみかんが¥100。安い!
梅林の土産物コーナーで梅干しを購入。
更にみなべ町を走っている最中にあった無人販売所でみかん(¥100)と白菜(¥150)を購入。
これで自宅への土産は確保できました。
そしてツーリングはいよいよこれからが本番です。
お楽しみはこれからだ!
エンタメ感
昔は高速は白浜で終わりだったのでそこからは海岸沿いの細くてクネクネと曲がりくねった国道42号線をひたすら走っていた。
平年の観梅ツーリングならこれで目的は終了。あとは紀伊半島の内陸部or海沿いを通って帰宅するだけですが今年はこれから別のツーリングのスタートです。
目的地は南伊勢町にある河村瑞賢公園という場所。
そこには梅とほぼ同じ時期、2月中旬から3月にかけて河津桜という少し早い時期に咲く桜並木があると以前から耳にしていましたが、いつもこの時期は梅を優先して動くために行く機会を逸してしまい、桜が咲いている期間中にその公園に行くことはありませんでした。
みなべで梅を見るついでに行けばいいじゃないかという声もありますが、みなべ町から南伊勢町までの距離は約250km。紀伊半島をほぼ一周するそのコースには高速道路がないためオール下道でかかる時間は約7時間。さすがに無理がありすぎます
・・・ありすぎました。ただし去年までは
この数年で和歌山、三重には数多くの高速道路、バイパスが完成しました。
そのおかげで5時間以内でみなべから南伊勢町の移動は可能になりました。
というわけで早速紀伊半島一周コースにチャレンジしてみます。
まずは「阪和自動車道 みなべIC」から「南紀白浜IC」まで移動。そこから紀勢道無料区間を利用して「すさみ南出口」まで一気に移動です。
すさみ南IC出口にある道の駅すさみ。
以前は「道の駅イノブータンランドすさみ」にいたイノブタのフレンズ
高速道路を利用したのであっという間に(それでも1時間近くは走る)にすさみ町と串本町の町境付近に到着。
高速出口付近に新しく建設された「道の駅すさみ」で休憩します。
この道の駅は以前からすさみ町に在った道の駅「イノブータンランドすさみ」を吸収合併して完成した新しいすさみ町の道の駅のようです。
「カニとエビの水族館」という謎の施設に若干興味を惹かれつつも、あまり長居している時間はないので速やかに移動
昔は潮岬は地の果てという感じでここまで来るのはとにかく大変だったんだけどあっさり到着。やはり高速道路は偉大。
すさみ南から国道42号線を少し走るとあっという間に潮岬に到着。
高速がなかった頃は白浜から延々と苦労して国道42号線を走ってたどり着く場所だったというのになんだろうこのあっけなさは
自宅からの走行距離はこの時点で250km。
400Xの平均燃費はリッター30km、タンク容量は17lなのでこれだけ走っても残ガソリンにはまだまだ余裕があります。
ガソリンスタンドを探すのは350~400kmになってからでも大丈夫なので今回のような長距離ツーリングの際には非常に助かります。
Bajaに乗っていた頃は地方に行くとガソリンスタンドがなかったり夕方には閉まったりする場合が多いので常のガス欠の心配をしていましたが、それを考えずに走るのに専念できるのはかなり気が楽です。
串本町から那智勝浦町までの区間には高速道路もバイパスもないので従来通り国道42号線を走ります。
那智勝浦町に入ったところで今度はバイパス「那智勝浦新宮道路」に入ります。
将来的にはこのバイパスも紀勢道と連結して紀伊半島周回道路として再編されるとか。
まあ相当先の話なんですが。
那智勝浦や新宮は市街地のため渋滞個所もそこそこあるためそこを回避して一気に抜けられるのはかなりありがたい。
このバイパスで新宮北(和歌山県新宮市と三重県紀宝町との境)まで一気に移動。
さようなら和歌山県ようこそ三重県。
紀宝町に到着。
ここもバイパスがない区間なので国道42号線をひたすら北上します。
途中に乾物店があったのでサンマの干物を買おうと立ち寄ったが平日昼間だからなのか誰もいなかった
熊野市からは熊野尾鷲道路で尾鷲南まで
尾鷲市内を少し走行して尾鷲北ICから紀勢道に入り紀伊長島ICで降りて紀北町まで。
そこからはもうバイパスも高速もないので国道260号線を東に進み南伊勢町を目指します。
高速道路とバイパスを駆使すればここまでこの時間で来られるんですね。
時間も早いし道の駅紀伊長島マンボウくらいなら寄っても良かったかもしれない。
そしてようやく南伊勢町の河津桜の名所、河村瑞賢公園に到着。
ようやく待望の河津桜が
・・・3分か5分咲きですね。
だいたい想定は出来ていました。
まだ梅すら満開になっていないのに更に開花が遅い河津桜が満開なわけがないと。
ただ週末や来週の天気は雲と雨ばかりなので快晴の本日2/15に来るしかなかったのでまあ仕方ないかなと
メジロ
角度と場所を限定すればまあそれなりに咲いているように見える
ただ梅と違って河津桜はまだ3月中くらいまでは咲いているはずなのでもう一回くらいは撮影のチャンスがあるかもしれない。
ないかもしれない
今の時期の山間部は日が落ちると一気に冷え込み霜で路面凍結や雪が降る可能性が高いのでなるべく明るいうちに紀伊半島山間部から抜け出したいので時間としては少し早いですが(15:00)帰ることにします。
かわいい
南伊勢町からサニーロードで度会町まで出て、そこから大台町経由で国道368号線を北上していると国道の脇に奇妙な物を見つけました。
そこには巨大なイノシシの形をした藁で作られたカカシが。
説明を読んでみると、このイノシシのカカシは2016年10月に松阪市で開催された
「いいな・まつさかフェスタ」の「かかしフェスタ」
というイベントのために地元の飯南町仁柿川周辺の農家の方が作られたカカシの模様。
本来は2016年年末までの展示のはずだったが好評なので(あと雪と凍結のために来られない人のために)3月まで展示を延長したとのこと。
もう少し早くこの「いいな・まつさかフェスタ」の情報を知っていれば他にも見られたと思うとちと悔しい。
大阪に住んでいるとこの三重中南部の情報ってあまり入ってこないので余計に。(三重中南部は位置的には奈良和歌山に近いのに観光情報などは愛知など東海地方向けに配信されるので関西にはあまり入ってこない)
偶然とはいえ良いものを見られました。
ただ今回はたまたま運が良かっただけで見逃す可能性は高かったのでこれからは三重方面の情報ももっと積極的に仕入れていきたいところです。