400Xの走行距離が約2800Kmになったのでオイル交換を行うことにします。
1000Km時の初回ディーラー点検時にオイル交換を行ったばかりなので交換するには早いといえば早いのですが、新車は早めにオイル交換をした方が良いだろうというのとGWに長距離走ることを考えると早めに入れ替えておいた方が良いという判断です。
今回使用するオイルは最近評判が良いエーゼットオイルを試してみることにしました。
グレードは色々ありますが、エステル配合で高回転高温に強いというふれこみのMEG-018の10W-40を選択。
評判を聞く限りはベーシックタイプのMEO-011(10W-30)やMEO-012(10W-40)でも若干オイルの寿命が短い以外は大型バイクに入れてツーリングに使用しても普通に使えるらしいので性能的には十分な気もしますが、ベーシックとサーキットグレードにそこまで極端な値段の違いがあるわけでもないので何となく。
というわけで早速オイルの交換作業を始めていきます。
ノーマルの400Xはエンジン底面がむき出しなのでそのまま作業に入れますが、
うちの400Xはスキッドプレートが付いているのでまずこれを外さないといけません。
現物を見ても説明書を読んでもオイルドレンボルトがなかなか見つからず散々探し回ったあげくにようやく発見。
車体左側のオイルパンに横向きに付いていました。
オイルドレンボルトは下向きに付いているという固定観念を捨てなければいけなかったか。
12mmソケットでドレンボルトを外します。
そしてオイル抜き。
勢いよくオイルが飛び出したらセンタースタンドを直撃して辺りがオイルまみれになる可能性を恐れましたが、そこまで勢いよく飛び出すことはないようだったので安心。
センタースタンドで車体を立てると微妙に前傾になるのが利いているのかもしれない。
オイルの受けは何年も前に100均ショップで買ったプラトレイ。
屋外に野ざらしですが劣化もせず、熱いオイルを入れても溶けることもなくオイル交換の際に大活躍してくれます。
まだ新車から3000Kmなだけあって微妙に金属粉が混じっているので早めのオイル交換は正解だったようです。
この分なら次も1500~2000Km程度でオイルを交換した方が間違いなさそうです。
オイル注入口は小さくて入れにくいのでこれまた100均で数年前に買ったじょうごを使います。
これもプラトレイと同じ時期に買ったはずですが劣化もなく問題なく使えます。
※さすがに土や汚れが着くとオイルを入れる時に支障があるのでペーパータオルでくるんで物置で保管しています。
オイル付属のプラパイプは注ぎ口が使いにくいとのことですが、じょうごを使っているので問題ありません。
オイル点検窓を確認しながらオイルを注いで作業完了。
サイドスタンドで立てていると車体が傾くせいで正常な量が分かりにくいですがセンタースタンドで立てているのでオイル残量確認も楽々。
400Xのエンジンオイル量は
全容量3.2l、通常2.5l、オイルフィルタ2.7l(公式ページ参照)。
4l入りの容器にだいたい1lちょっと残っている感じなので多分OKです。
少し走行してみましたが特に違和感はありませんでした。ロングツーリングに出た際に操作感や燃費がどう変化するか分かったらまた追記します。
※2017年4月15日追記
オイル交換してから350km程走行しました。
交換前に入れていたWako'sプロステージS 10W-40との違いは特に感じられず。
振動が大きくなることもクラッチの滑りもなく、低回転から高回転まで満遍なく回りマイナス面はなし
性能が向上したかといえばそれもなし。燃費もリッター33のまま減ることもなく増えることもなく。
普通に使えるオイルです。価格を考えれば非常に優秀だと言えるでしょう。
今のペースだと盆前にはオイル交換をすると思うので、その時もまた買いたいと思います。
※2017年6月22日追記
オイル交換してから約2500km程走行したのでオイル交換。
現在のところ特にクラッチが入りにくい、熱だれしやすいなど明らかにオイルが劣化した感覚はなし。燃費もやはり変化なし。評判通り4000kmほど走っても問題なかったとは思います。
廃オイルも走行距離相応に汚れていたので洗浄効果が弱いということもなさそうです。
オイル性能に特に不満はなかったので全く同じMEG-018 10W-40 4Lパックを買い足して入れ替えました。
前回の残り1L、今回使用したのが1.5L。2.5Lほど残っているのでこれをそのまま秋頃に入れ替え予定です。