今回は和歌山県紀の川市の桃園に桃の花を見に行こうと思います。
和歌山県紀の川市にある桃園「桃源郷」の桃の花は以前から新聞などで何度も記事になっており気になっていたのですが、桃が開花する3月末~4月上旬はちょうど年度末新年度で仕事が忙しくなかなか休みが取れなかったり、桜を優先したために開花時期が終わってしまうなど、タイミングが合わず行けずじまいになっていました。
ところが今年は気温の関係で桃の開花が平年より遅れたため桜や年度末&新年度で仕事が忙しくなるタイミングとずれてくれたおかげで、うまく休み+快晴とかみ合ってくれました。
この機を逃すと次はいつ行けるか分からないのでチャンスとばかりに行ってきました。
ルートは奈良市内から京奈和道一本。
京奈和道は最近まで京道、奈良道、和歌山道と分断されており全く「京・奈・和」ではなかったためにほとんど役にたちませんでしたが、最近になって奈良の一部区間を残して接続してくれたので和歌山北西部への移動がかなり楽になりました。
その京奈和道を走行中、道の脇に「かつらぎ西」という道の駅が出来ていました。高速道路のSAのポジションですね。
休憩がてら立ち寄り、地図を確認します。
京奈和道が開通したのは最近のためGoogleマップもツーリングマップルも間に合っていないので現地の地図で確認します。
京奈和道を降りてすぐのところに青洲の里(せいしゅうのさと)という新しい道の駅が出てきたのでこちらにも立ち寄ります。
なかなか良い道の駅が色々出来ているな。
また道の駅スタンプラリーを始めようかな・・・
ここはまだかつらぎ町。
目的地の紀の川市の桃園「桃源郷」までは数キロの距離です。
青洲の里からしばらく国道沿いを走っていくと紀の川市に入りました。
そこから河川敷の堤防をウロウロしていると桃源郷観光客用の臨時駐車場を発見。
なんと料金はタダ。ありがたいことです。
駐車場にバイクを停めて歩いて桃園に向かいます。
あれ?
なんでこんなに遠景で撮影してるのかというと、あくまでここは私有地の桃園であって、観光地ではないので農業関係者以外は近くに行くことが出来ず、仕方なく離れた場所である土手から観賞&撮影するしかないのです。
しかも角度限定。
なんか思ってたのと違う。
桃の祭りの最中だともっと至近距離に入っていけるようですが、今日は祭りは行われていないので・・・
桃源郷の駐車場から若干移動して反対側にある菜の花畑の方に。
菜の花畑は綺麗ですが、ここからだと桃は見辛い。
かと言って桃園の周辺は個人の私道なので勝手に入っていくわけにはいかない。
さてどうしたものか。
ここで京奈和道を移動中のことを思い出しました。
防音壁の隙間からかつらぎ町の県道沿いの風景が見えたのですが、そこにも多くの桃園があり、桃の花がそこそこ咲いているのが確認できました。
もしかしたらそれらの桃園を回った方が桃の花を至近距離で観ることが出来るのでは?
そう考えて桃源郷を離れて県道(町道)を走ること数分。
理想にかなり近い桃園が姿を現しました。
そうそう、こういうのが観たかったんだよ。
今年は偶然見つけたこの桃園だけですが、おそらく他にも桃の花が綺麗な桃園はあると思うので来年以降はじっくりと散策したいところです。