新しいバイクナビの取り付け


まだ使えていた頃の205WPlus

5年ほど使用してきたカーナビ「Garmin 205wPlus」がついに動かなくなりました。

以前から頻繁に電源がオンオフを繰り返す症状が続いていて、そろそろ買い換えないとなと思っていたところ、ついに電源自体が全く入らなくなってしまいました。

今まで散々変なルートを案内してきた迷ナビですが、さすがにナビが完全になくなってしまうと色々不便になるので新しいナビを購入することにしました。

ネットで巡回して情報を集めて現在購入できるバイクナビの候補をピックアップしていきます。

※後日「もう壊れたんだから捨てる前にダメ元で」と割り切り、本体を分解して剥がれかけていた電源端子を半田付けで固定したら直ったので捨てずに予備として取っておきます。


2017年8月に購入できるバイクナビ候補


とりあえず 三種ピックアップ。

まずバイクナビの定番である「ユピテルBNV-1」
バイク専用ナビとして設計されているだけあって防水防塵耐振動性能も問題なし。
ルート案内でかなり変なルートを案内するとの評判ですが、まあ最悪現在位置と進行方向が分かれば良いので。それよりもユピテルの(自動車用)ナビは他社に比べて若干地図が見づらいことの方が気になる。

続いて「RWCバイクナビRM-550XL」
アマゾンだと実売価格が約20000円という驚きの安さ。
ナビ取り付けステーが脆くてすぐにナビが落下してしまうという欠点があるようですが、予め欠点が分かっているなら対策は取れます。

最後はバイク専用ナビではありませんが、自動車用メモリーカーナビとしては定番であるパナソニックのゴリラ。
多機能さやルート案内の正確さといったナビの基本的な部分や、液晶や無線通信などの本体スペックの高さはバイク専用ナビの二世代先を行っており追随を許しません。
ただあくまで自動車用なので、防水や振動対策などバイクで使用した時の耐久性が気になるところ。

検討の結果選んだナビは


GathersM外箱

ホンダ純正ナビだけあって純正部品と同じ扱い
ホンダの純正ナビであるギャザズMナビゲーションG3(Garmin Zumo660)です。

上で三種ほどピックアップして検討してみましたが、やはりガーミンのナビだけが使えるカスタムPOI&ルート登録機能や国土地理院の地図を入れて林道や廃道を表示できる機能は捨てがたいので。

防水防塵防振性能が上三種とは比較にならないくらい高く頑丈なのも選択の理由の一つ。

当初はヤフオクで中古を探して購入しようと思っていましたが、中古はどうしても地図バージョンが古いのと、長期間使うことを考えると、前にどんな使われ方をしたのか分からず、いつ壊れるか分からない中古よりはと思い新品を購入。

ちなみに新品購入だと値段は8万くらい、しかもZumo660は上で挙げた機種より二世代くらい古い機種なので、全くおすすめは出来ません。好きな人だけが買ってくれ状態。


メーターパネル右側を外す

それでは早速取り付けていきます。

実は 400Xには標準でアクセサリ品に使用するための電源ソケットが二カ所用意されています。
一つはシート下にあるETCなどに使用する電源ソケット。

もう一つはメーター横のパネルの裏に隠されているグリップヒーター&イモビライザー取り付け用の電源です。

シート下のソケットは既にフォグとシガソケのリレーとETCの電源として使用しており、更にここにアクセサリを取り付けると電圧不良など色々な問題を起こしかねないので、今回はメーターパネル裏のソケットから電源を取りたいと思います。


グリップヒーター電源供給用カプラ

メーターパネルを取り外せばグリップヒーターへの電源供給用防水カプラが姿を現します。

なお、シート、サイドカバー、カウルを外した上で各カバーを外していかないとメーターパネルを外せません。なんでホンダのバイクがいつも省スペースに詰め込みすぎてメンテ性が悪いというのをやらかすのか。

防水カプラに来ている配線をチェックしたところ

紫:イグニッション+
緑:マイナス
緑青:不明


でした。 配線の色はシート下のソケットと同じでした。紫が+、緑が-。緑青は多分本体と何か通信するための配線だと思いますがやはり不明のままなのでノータッチ。


アダプタの取り付け完了

ギャザズMのカプラは二極防水カプラ、車体の防水カプラは三極防水カプラ。形が違うので変換プラグを作成して配線します。

何も取り付けていない状態のRRP製GPSベース


ナビの取り付けは車体には既にRRP製GPS汎用ベース(推奨機種はガーミンGPS)を取り付けているので、205W用アダプタとギャザズM用アダプタを交換するだけの簡単作業のみ。


ナビコントローラー

ナビの音量調整や地図の縮尺変更が可能なコントローラーはブレーキフルードタンクの上に両面テープで貼り付け。

メーカー推奨ではコントローラーはハンドル左側への取り付けでしたが、ハンドル左側には既にフォグのスイッチなど色々な物が取り付けてあってスペースがないため右側に取り付けました。

まあ走行中に触ることはないと思うので支障はないかと。


ナビ取り付け完了と動作確認
防水カバー取り付け

キーのオンオフに連動してナビの電源がオンオフすることを確認して作業完了。

205WPlusより一回り大きくなりましたがどこかにナビが引っかかったりすることも、ナビが見辛いということもなく、快適に使えそうです。

あとはこのナビにお気に入りやカスタムPOIを登録する地道で時間のかかる作業が待っている・・・


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