SW-MOTECH TRAX-Toolbox


トランザルプは車体の軽さを生かすためにあまり重い装備品。
大きなリアボックスやサイドパニアを付ける気はなかったのですが、さすがに小さなシートバッグだけでは積載量が少なすぎて不便なので小さな工具箱を取り付けて車載工具をそちらに移動させようと考えました。

バイクに取り付けられる既製品のツールボックスは何種類かあります
購入候補のツールボックスの一覧

  • 出所不明の中華ツールボックス
  • GIVIツールボックス
  • SW-MOTECHツールボックス
  • TOURATECHツールボックス

ワンダーリッヒのツールボックスもあるって?
あれはBMW用だから…(値段を見てそっ閉じ)

ネットで検索すると他にもセローやFTRの純正アクセサリを流用したり、ホムセン箱を加工して取り付けるなどの方法があるようです。

ただ、どうせ取り付けるのならばデザインにこだわりたい
ということで樹脂製で側面に取り付け用のネジ穴が豪快に開いているので見た目がちょっとアレなGIVIが候補から外れ、
中華は品質という点でちょっと…と候補から外れ
何にするか悩んだ結果、SW-MOTECHのTrax-Toolboxを注文することにしました。


取り寄せたTrax-Toolbox
注文から約一か月で到着。

新品を購入したはずですが、よく見たら微妙にあちこち小傷だらけです。まあどうせバイクにぶら下げて使えばすぐに傷だらけになるのは宿命なので細かいことは気にしてはいけない。
モテックのツールボックスの特徴は先が細くなったデザイン重視の形状です。
先が細い分だけ収納容量は少ないのですが、これはパニアケースではなく工具箱だと割り切っていますので大丈夫です。見た目は大事。


Trax-Toolboxの取り付け説明書
このTraxのツールボックスはSW-MOTECHのパニアシステムであるTraxの名前が付いていることから分かるように、本来はサイドパニアのキャリアの裏側に専用ステーで取り付けて空きスペースを有効活用&サイドパニアがない状態でも最低限の小物を持ち運べるというのが設計思想です。

なので、サイドパニアキャリアなしで単体をバイクからぶら下げるという使用方法はメーカー想定外なわけです。

もちろん付属のステーやボルトなどはキャリアに取り付けること前提なので、そのままバイクにポン付け出來るわけがありません。

なのでそれをどうやって取り付けるかは…まあ何とかなるだろ多分。
とりあえずバイクを見ながら現物合わせをしていきましょう。(雑)


トランザルプのサイドパニアキャリアの取り付け穴はここ"
トランザルプの純正キャリアを車体に取り付けているボルトのすぐ上にはゴムキャップがねじ込まれており、 それを外すことで純正サイドパニアキャリアを取り付けるためのM8の穴が現れます。

ここに
M8:ナイロンワッシャ

M8アルミスペーサー

M8:ナイロンワッシャ

ホムセン金具(8mm穴)

ワッシャー

M8ボルト

の順に取り付けていきます。

トランザルプのリアキャリアは車体後部に行くにつれてだんだん細くなっていく構造なので、平行にするために車体前部の穴には10mmのスペーサーを
車体後部は25mmのスペーサーを使用しています。

あとは金具の反対側をツールボックス付属の6mmボルト&ナット&8mm穴用ワッシャーで留めれば完成です。


後ろから見たところ。PUSHの文字のところだけ赤色を入れました
取り付け位置は現物合わせでウインカーやキャリア(グラブバー)やマフラーの邪魔にならない位置にああでもない、こうでもないと取り付け。

ついでに開いたスペースの有効活用として、ドラレコのリアカメラを車体とリアボックスとの間のスペースに移動してきました。
ボックスを取り付けているステーはかなりガッチリしているので、ドラレコのカメラのブレもなくなり、一石二鳥になります。


中には工具類とゴムロープや軍手など
ツールボックスはアルミ製ですので、鉄製のスパナやレンチなどをそのまま投げ込むと走行中にツールボックス内で暴れてガチャガチャとうるさそうなのと、電蝕で工具もボックスもすぐに錆びてしまいそうなので、倉庫の奥で眠っていたXR250の革製ツールバッグに工具類を詰め込んでからボックス内に収納しています。

更に隙間に軍手やウェスや荷物を縛り付けるためのゴムロープを詰めてケース内で動かないようにしておきます。


Trax-Toolbox横から見たところ
横から見たところ。

ちょっとしたサイドバッグ感覚でそれほど違和感なく付けた気がします。
取り付けたボルトとステーの頭部分は若干目立つのでそのうち何か考えよう。


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