2023年夏にJR西日本が実施した大阪発のサイコロきっぷの第五弾が始まりました。
これはサイコロを振って大阪市内のJRの駅からサイコロの出た目に設定された行き先までの切符を5000円(土日出発は8000円)で買えるというもの。
サイコロきっぷ第一弾から
はいハズレです…知ってた
せっかくのサイコロきっぷですが当たらなければどうしようもありません。
これは呉の旅は諦め…
るわけなかった。
ということで自分のお金で勝手にサイコロきっぷの旅を始めたいと思います。
行先は広島県呉。
日程は三連休初日に設定したために新幹線の空き席も旅館の空き室も全然ないので安定の日帰りです。
まあ呉は何回も行ってるし日帰りで満足出来るだろう。
前回に呉を訪れた時はブロンプトンを持っての輪行旅でしたが、今回はそれもなく荷物はカメラだけの気楽な身軽な旅です。
新幹線だと新大阪-広島間は1時間30分で到着するのであっという間に到着です。
広島から呉線の乗り換え猶予は2分なので新幹線を降りたら在来線の呉線ホームまでダッシュ
呉駅に着いたら今度は呉基地までのバス(昭和埠頭前下車)の乗り換え猶予は5分なのでやはりバス停までダッシュ。
息をつく暇もありませんが、日帰り旅だしこれくらい余裕がないのがらしいのかもしれない。
そんなわけで呉港に到着。
少し歩くと早くもしらせの艦影が見えてきました。
他の護衛艦も潜水艦も今日はいっぱいいる…
護衛艦さみだれ
8年ほど前の一般公開でも見学した護衛艦「いなづま」と「さざなみ」もいました。
どうも近くにはヘリ空母の「かが」も近くにいたらしい。
そんなわけでしらせの見学です。
所属こそ自衛隊所属の艦船ですが、中には科学者の方々の個室があったり散髪屋などの施設があったり護衛艦とは全く違う構造でした。
しらせを観られる機会は今後あるかどうかは分からないのでこれは貴重な体験でした。
一通り観て回ったので次の目的地である音戸に移動します。
ただどうも広島電鉄管轄のバスの本数が少ないので直接音戸方面に行くことは出来なくて地元呉市ののコミュニティバスを乗り継いだり、歩いて移動したりが必要なようです。
TV東京系のローカル路線バスの旅みたいになってきたな。
これだけ歩くのならブロンプトンを持ってきた方が良かったかなと思いつつも、まあこれはこれでと思いながらバスを乗り継いで音戸までやってきました。
音戸の観光文化会館「うずしお」に到着。
この施設は土産物の販売などを行っている小さな道の駅のようなものですが、今回の目的はこの施設そのものではなく、その前にあるこのポスト。
地元の高校生がデザインしたという、独特の文化がある人にだけは伝わるメッセージが込められた…地元の牡蠣のPRを狙ったポストです。
なんの話なんだろうなまるでわからないぞ(棒)
今回は徒歩移動のためにここから別の場所に移動するのは難しいので、一通り音戸の古い町並みを楽しんでから呉市の中心街に戻ります。
呉市の中心街から少し歩いて大和ミュージアムにやってきました。
大和ミュージアムの企画展は定期的に変わりますが、
現在は航空母艦の資料の展示が開催されています。
航空母艦展の終了までには観ておきたいと思っていましたが、この企画展だけのために呉に来るのはさすがに動機として弱かったので、今回の呉の旅はちょうど良いチャンスでした。
一通り観て回った後は今回の旅の最後の目的地に向かいます。
バスなどはないので徒歩約3kmです。
今回の旅の最後の目的地古い住宅兼倉庫の「三ツ蔵」です。
前回の自転車旅では路地の一本裏側の道に出てしまい、観光ガイドにも載っていたこの表側への行き方が分からずにそのまま別の場所に移動してしまい後悔したので今回リベンジを果たせました。
感想としては
裏側の方が味があるんじゃないかなぁ……
そんなわけで今回の呉の旅はこれで終わり。
もう少し時間があれば前回周れなかった愛宕地域周辺の坂道などを周って見たかったのですが、まあ呉はどうせ来年あたりにまた来ると思うので……