サイコロきっぷ(は当たらなかったが自腹で行く)呉編


サイコロきっぷ第五弾
2023年夏にJR西日本が実施した大阪発のサイコロきっぷの第五弾が始まりました。

これはサイコロを振って大阪市内のJRの駅からサイコロの出た目に設定された行き先までの切符を5000円(土日出発は8000円)で買えるというもの。

サイコロきっぷ第一弾から

  • 兵庫県北部の「餘部」
  • 和歌山県の「白浜」
  • 島根県の「出雲」

に旅行しましたが、今回はどこが当たるのか。

2023年8月のサイコロきっぷの行き先は

  • 金沢(石川県)
  • 呉(広島県)
  • 城崎温泉(兵庫県)
  • 博多(福岡県)

の四か所。

ただ今回は抽選があり、それに外れるとサイコロきっぷを買うことは出来ません。
なんか嫌な予感がしてきた。

サイコロきっぷダメでした
はいハズレです…知ってた

せっかくのサイコロきっぷですが当たらなければどうしようもありません。
これは呉の旅は諦め…
新幹線予約
るわけなかった。

ということで自分のお金で勝手にサイコロきっぷの旅を始めたいと思います。
行先は広島県呉。

日程は三連休初日に設定したために新幹線の空き席も旅館の空き室も全然ないので安定の日帰りです。
まあ呉は何回も行ってるし日帰りで満足出来るだろう。


砕氷艦しらせの呉入港告知
何回も呉を訪れてはいるわけですが、今回の旅のメインの目的は海上自衛隊の呉港に入港して一般公開が行われる南極観測船、砕氷艦のしらせです。

ただしらせを観に行くだけだとちと弱いので、前回の呉の旅では寄らなかった大和ミュージアム、音戸の街、三ツ蔵を周っていきたいと思います。

ついでに呉北部の坂道巡りも行けたら…とは考えたのですが、今回は輪行なしバイクなし車なしの足の無い旅でかつ日帰りのため、時間も移動手段もないのでパスです。

新大阪駅から新幹線に乗車
前回に呉を訪れた時はブロンプトンを持っての輪行旅でしたが、今回はそれもなく荷物はカメラだけの気楽な身軽な旅です。

新幹線だと新大阪-広島間は1時間30分で到着するのであっという間に到着です。


広島駅から呉駅までの地図
広島から呉線の乗り換え猶予は2分なので新幹線を降りたら在来線の呉線ホームまでダッシュ

呉駅に着いたら今度は呉基地までのバス(昭和埠頭前下車)の乗り換え猶予は5分なのでやはりバス停までダッシュ。

呉駅からはバス
息をつく暇もありませんが、日帰り旅だしこれくらい余裕がないのがらしいのかもしれない。


自衛隊基地前
そんなわけで呉港に到着。

しらせと護衛艦
少し歩くと早くもしらせの艦影が見えてきました。

他の護衛艦も潜水艦も今日はいっぱいいる…

護衛艦さみだれ
護衛艦さみだれ

護衛艦いなづまとさざなみ
8年ほど前の一般公開でも見学した護衛艦「いなづま」と「さざなみ」もいました。

どうも近くにはヘリ空母の「かが」も近くにいたらしい。


しらせを前から見たところ
しらせ見学コース入り口
そんなわけでしらせの見学です。

所属こそ自衛隊所属の艦船ですが、中には科学者の方々の個室があったり散髪屋などの施設があったり護衛艦とは全く違う構造でした。
アニメよりもいのパネル

しらせを観られる機会は今後あるかどうかは分からないのでこれは貴重な体験でした。


バス停で次のバス待ち
一通り観て回ったので次の目的地である音戸に移動します。

ただどうも広島電鉄管轄のバスの本数が少ないので直接音戸方面に行くことは出来なくて地元呉市ののコミュニティバスを乗り継いだり、歩いて移動したりが必要なようです。

TV東京系のローカル路線バスの旅みたいになってきたな。


音戸のループ橋
これだけ歩くのならブロンプトンを持ってきた方が良かったかなと思いつつも、まあこれはこれでと思いながらバスを乗り継いで音戸までやってきました。


音戸のいいよこいよポスト
音戸のポストあのさぁ
音戸の観光文化会館「うずしお」に到着。

この施設は土産物の販売などを行っている小さな道の駅のようなものですが、今回の目的はこの施設そのものではなく、その前にあるこのポスト。

地元の高校生がデザインしたという、独特の文化がある人にだけは伝わるメッセージが込められた…地元の牡蠣のPRを狙ったポストです。

なんの話なんだろうなまるでわからないぞ(棒)

今回は徒歩移動のためにここから別の場所に移動するのは難しいので、一通り音戸の古い町並みを楽しんでから呉市の中心街に戻ります。


航空母艦展の案内板
呉市の中心街から少し歩いて大和ミュージアムにやってきました。

大和ミュージアムの企画展は定期的に変わりますが、
現在は航空母艦の資料の展示が開催されています。

航空母艦展の終了までには観ておきたいと思っていましたが、この企画展だけのために呉に来るのはさすがに動機として弱かったので、今回の呉の旅はちょうど良いチャンスでした。

一通り観て回った後は今回の旅の最後の目的地に向かいます。

バスなどはないので徒歩約3kmです。


三ツ蔵
今回の旅の最後の目的地古い住宅兼倉庫の「三ツ蔵」です。

前回の自転車旅では路地の一本裏側の道に出てしまい、観光ガイドにも載っていたこの表側への行き方が分からずにそのまま別の場所に移動してしまい後悔したので今回リベンジを果たせました。

感想としては
裏側の方が味があるんじゃないかなぁ……

そんなわけで今回の呉の旅はこれで終わり。
もう少し時間があれば前回周れなかった愛宕地域周辺の坂道などを周って見たかったのですが、まあ呉はどうせ来年あたりにまた来ると思うので……


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