尾鷲でサンマ寿司


三木里の入江

先日のキャンプの帰りに満腹のため食べられなかった海鮮料理を今度こそ食べるために再び尾鷲に行くことにしました。

目的はあくまで海鮮料理なので新名神、伊勢自動車道、紀勢道で一気に紀伊長島まで行き、そこから部分開通している尾鷲熊野道で一気に尾鷲市三木里まで。

高速を駆使したので下道だと片道5時間近くかかるところ、約3時間で到着です。


尾鷲周辺の地図
梶賀周辺の地図

尾鷲熊野道の三木里ICを降りて国道311号線を少し南下、トンネルを少し超えたところから市道に入り尾鷲市梶賀町に到着。
国道から集落を見降ろす

小さいながらもなかなか良い風情の漁港
梶賀の集落

まず、この漁港で「千本サンマ」と呼ばれている地元名産の干しサンマを探します。


魚が干されているのが見える

あれかな?


梶賀集落の千本サンマ

ありました千本サンマ。

一束あたり四匹。物干し竿は10本あるので、仮に竿一本あたりに25束が吊るされているとするとちょうど1000。本当にそのくらいの数はありそうです。

かなり魚に近い距離から撮影していますが、乾燥しているからか臭いはほとんどしません。

土産に買おうと思ったものの、この漁港では祭りの時以外では販売していないので尾鷲市街地の地産ショップに行って欲しいとのこと。


三重県道778号沿い

せっかくなので台風被害の工事がようやく終了し開通した三重県道778号線を通って尾鷲市街地へ向かいます。

冬ですがこの日は快晴でかなり暖かく、購入したばかりのゴアテックスのジャケット&グローブは過剰装備だったかなと思えるくらいの陽気。

ただあまり展望の良い場所がないところがなく、それでいてブラインドカーブの向こう側から結構な頻度で対向車が飛び出してくるのであまり気持ちの良いツーリングとは言えないのが残念。


三重県道778号尾鷲近く

結局展望の良い場所は2年前にも来たここしかありませんでした。

前に来た時は他にもう少し海が見える場所が何箇所か有ったような気がしましたが、ここというポイントはなく。やはり台風の影響が残っているのか。


丸干しサンマ

県道を抜け尾鷲市内の地産ショップ「おわせお魚市場おとと」に到着。

入ってすぐのところに「尾鷲市梶賀 濱中さんのさんま丸干し」の札を発見。

梶賀の千本(干し)サンマ四本購入

一束四匹購入
一匹あたり112円だからかなり安い。

ついでにここでサンマ寿司と海鮮料理を食べていきます(写真は撮り忘れたのでありません)


曇天

海鮮料理を食べるという用は果たしたので帰路につきます。

「時間もまだ早いし帰りは下道で」と42号線から大台まで走り、そこから422号線を西に進んでいると進行方向の雲行きがかなり怪しいことに。

バックミラーに写る景色は青空なのにあの山の上の分厚くて真っ黒い雲は一体・・・


只今の気温マイナス一度 雪が積もり始めている山

路面凍結してる
国道422号線から国道166号線に入ったあたりで空から白いものがパラつき始め、一見すると普通の道路なのにパリパリと氷を踏む音が聞こえてきます。

これ道路凍結してるんじゃとタイヤが滑ってアクセルを回しても回してもなかなか進まない坂道を何とか気合いで登り、トンネルを抜けるとそこは雪国。
川端康成状態だなんてそんな話聞いてない

午前中の快晴は何だったんだ。
恐るべし紀伊半島山中。


路面凍結していて泣きたい

帰りも平野部中心の高速を通れば良かった・・・

凍結路面走行に全ての体力と気力を使ってしまったため他の写真はありません。


なお山間部を抜けて市街地に出ると見事に快晴でした


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