京都北山の林道散策


前輪周辺。フェンダー、ラジエターガードはドロドロ。

ホーンもスキッドプレートもドロドロ

リア周辺。チェーンガードもタイヤもサス周辺もドロドロ

というわけでせっかくスキッドプレートを取り付けたのだからと京都北山の林道にツーリングに行ってきました。

その結果がこの泥まみれです。なお慣らしはまだ終わっていない。

転倒などはなかったのですが、帰る途中に休憩に立ち寄ったコンビニで何かが車体にぶつかったようでカウルの一部に穴が開いていました。
傷の位置からするとおそらく自転車か原付のハンドルが当たったんじゃないかと。許せない

それはそれとして今回の行程を説明していきます


京都北山地図

今回のルートは何度も来たことがある京都北区の北山。
京都市街地を抜け、府道61号線を北上して雲ヶ畑の集落を抜けて人里離れた山奥に入ったところからスタート。
志明院は撮影禁止なので駐車場の写真のみ
今回はもし残っているなら紅葉を撮影するという目的があったので、雲ヶ畑の修験道の寺「志明院」に立ち寄ってみましたが、既に紅葉は終わっており落ち葉しか落ちていない状態。
寺も全域に渡って撮影禁止なのでこの駐車場の写真のみです。


祖父谷峠交点

祖父谷峠案内板


祖父谷峠進行中
地元の作業用軽トラが走る道なのでここらは特に苦労はしない

志明院を出た後は府道61号線を更に北上。

途中普通だと離合出来ない区間でナビに騙されたであろう年寄の方が乗ったクラウンが正面からやってきたり(壁に貼りついて回避)、ランドナーの集団が(どこかのショップの走行会?)走っていたりと色々ありましたが、特に問題なく府道61号線行き止まりの真の賀茂川源流に到着(ただの行き止まりにしか見えないけど多分賀茂川源流)
Googleマップにも記載されている鴨川(賀茂川)源流
その近くの祖父谷峠とナベクロ峠の交点から石仏峠を目指して入っていきます。

京都府道61号線から京都北山の林道に入る際は毎回才梅谷から狼峠を目指すコースでしたが、今回あえて違うルートを通ってみました。
理由は単に賀茂川源流から才梅谷まで戻るのが面倒だったというだけですが。


石仏峠進行中
石仏峠と魚谷の交点。ここでオフロードバイク二台とすれ違う

ホンダ400XはNC750XやVストロームなど他のミドルクラスのアドベンチャータイプのバイクに比べると20kg以上軽量ですが、やはり純粋な単気筒オフ車に比べると重量があるだけあって溝にハマりこんでスタックすると脱出が大変なのと、タイヤが普通のオンロード用なので何でもないことでツルっと行きます。
が、基本的にはフラット林道※個人の感覚ですなのでまあ大丈夫です。

スキッドプレートに飛び石がカンカン当たる音が絶えず聞こえ、たまに大きな石が当たったのかドカンという大きな音がするので、底面のガードという役目はちゃんと果たしているようで安心。

付けてて良かったスキッドプレート


石仏峠頂点の休憩所

石仏峠頂点にある広場で少し休憩。ここが今回の中間地点・・・のはず。

途中分岐が何度かありましたがその度に案内板を頼りに進んでいるのでおそらく道は合っているとは思いますが確信が持てないので念のために現在位置とこの先進むルートをナビで確認。こういう時には国土地理院の基盤地図を表示出来るガーミンは便利です。

当初はここから貴船神社方面に抜けて京北方面から帰るルートを考えていましたが、この林道に入る前にスマホで確認した天気予報では一日中晴れから夕方から崩れる予報に変わっていたので予定を切り替え、ここからまっすぐ京都市街地方面に戻って引き上げるようにします。


京都北山の杉林
魚谷峠

魚谷峠頂点近くの広場
更に走行して魚谷峠周辺の広場に到着。

ここはニコニコツーリング林道部などで何回も訪れた場所で、ここから雲ヶ畑中津の集落へのルートも把握しているので安心感があります。

京都北山の林道は大半が背の高い杉に囲まれて眺望0の場所ばかりですが、ここは唯一展望が広がっている場所なのでもしかしたらここから京都北山の紅葉が見られるかもしれないと思っていましたが考えが甘かったようです。

杉ばかりの京都北山に紅葉などない(しかも紅葉のピークも過ぎているし)


案内板がなくなって現在位置を把握しにくくなった魚谷峠

そして魚谷峠の頂点に到着。

以前は
以前に魚谷峠の案内板
こんな案内板があってすぐに魚谷峠の頂点だと分かったのですが、どうやらなくなってしまったようで代わりに手書きの案内板だけになっていました。


松尾谷

魚谷峠を越えるとあとは松尾谷をひたすら下るだけ。

林業の作業用道路で軽トラなどが頻繁に通るので綺麗に整備されているだけあって特に苦戦することもなく(タイヤはやっぱりズルっと滑る)、景観もなく薄暗い林道なので停まって景色を眺めることもなく淡々と坂を降りていきます。

最後に獣避けのゲートを越えて無事に雲ヶ畑の集落に到着したところで今回の林道ツーリングは終了。

オフ車ほどではありませんが、装備重量200kgを切っている軽量な車体のおかげでズルっと滑りそうになってもリカバリ出来るのはありがたいところ。

普通の道だと若干硬いかなと思う400Xの純正サスも林道だとちゃんと仕事をしてくれます。
多分リアにアルミ製のパニアケースを取り付けること前提のサスの硬さだとは思いますが、それが林道だと逆にプラスになってくれているようで。

グリップがない分、とにかくブン回して力業で林道を走ったので普段なら燃費がリッター30~35のところ、リッター26まで落ちましたが、それでもタンク容量の少ないオフ車だと常につきまとうガス欠の恐怖が全くないのはありがたいところ。


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